大暑 第三十六候 大雨時行(たいうときどきにふる)

暑中お見舞い申し上げます。

この時期の雨は台風や集中豪雨、そして夕立。

昨日は関東地方で信じられない量の雨が降ったようですが

一年で一番暑さの厳しく感じられる大暑を過ぎれば、もう来週からは暦も立秋になります。

皆様も夏バテなさらぬようどうぞご自愛ください。

 

さて、

会員の細川瑞彦先生より、放送大学の講義の放送のお知らせがございました。

◎細川瑞彦先生:国立研究開発法人情報通信研究機構理事

専門:時空計測・原子周波数標準

 

放送大学特別講義  「正確な時計は基礎科学 を開く窓」

放映日:平成29年8月25日(金)12:00~ BS放送大学(再放送)
放送大学番組表はこちら↓
http://www.ouj.ac.jp/hp/bangumi/nenkan/bangumi_1/h29/pdf/bangumihyo.pdf
P11の右側中ほどの特別講義自然科学枠にあります。
【講義概要】
時計の精度向上の歴史と、現在の原子時計の仕組み、精度の高さを概観し、
さらにその高い精度が我々の現代生活や、基礎科学に重要な役割を果たして
いることを解説する。日本に現存する貴重なクロノメーターや、日本標準時
を作っている現場、光格子時計の発案者、香取教授の開発の現場なども紹介する。
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ご興味のある方は是非ご覧になってください。
学会事務局

 

日本時間学会第9回大会(平成29年6月11日)に於いて、

北海道大学電子科学研究所長山雅晴教授による特別講演

「皮膚感覚数理モデルへの挑戦」を開催しました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA                               講演中の長山先生

 

先生はこれまで、JST CREST において表皮構造の数理モデルを研究されています。

この数理モデルの応用研究のひとつとして、皮膚に存在している機械受容器機能を数理的に解説する

取組みを行って、機械刺激受容チャンネルのイオン応答特性と神経発火メカニズムとを組み合わせて

数理モデルを構築し、蝕感覚の説明を目指してこられました。

数学、特に偏微分方程式を利用して、生理学を発展させた新しい皮膚科学に関するご講演でした。

表皮細胞の数理モデルを構築することによって、皮膚の回復機能について解明することにつながり、

皮膚の老化現象や皮膚疾患の仕組みの解明が期待できるそうです。

また、講演会場では実際に指先の触覚における錯覚を体験させて下さり、

現在挑戦されている皮膚感覚の数理モデルへの実装の一端を紹介され、

学会員は熱心に聴講しました。