日本時間学会第9回大会(平成29年6月11日)に於いて、

北海道大学電子科学研究所長山雅晴教授による特別講演

「皮膚感覚数理モデルへの挑戦」を開催しました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA                               講演中の長山先生

 

先生はこれまで、JST CREST において表皮構造の数理モデルを研究されています。

この数理モデルの応用研究のひとつとして、皮膚に存在している機械受容器機能を数理的に解説する

取組みを行って、機械刺激受容チャンネルのイオン応答特性と神経発火メカニズムとを組み合わせて

数理モデルを構築し、蝕感覚の説明を目指してこられました。

数学、特に偏微分方程式を利用して、生理学を発展させた新しい皮膚科学に関するご講演でした。

表皮細胞の数理モデルを構築することによって、皮膚の回復機能について解明することにつながり、

皮膚の老化現象や皮膚疾患の仕組みの解明が期待できるそうです。

また、講演会場では実際に指先の触覚における錯覚を体験させて下さり、

現在挑戦されている皮膚感覚の数理モデルへの実装の一端を紹介され、

学会員は熱心に聴講しました。

 


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