あけましておめでとうございます。
本年も日本時間学会をどうぞよろしくお願いいたします。

2025年12月8日、会員研修会を実施いたしました。
本レポートをもちまして、開催の御礼とさせていただきます。

今回はシチズンミュージアムおよび国立天文台を訪問し、時計と天文学という二つの視点から「時間」を考える研修会となりました。
当日は多くの会員の皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。

当日の様子につきましては、当学会名誉会員の植村恒一郎先生より、研修会の記録と所感をまとめたご寄稿をいただいております。ぜひご一読ください。
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「日本時間学会・研修会に参加して」植村 恒一郎

シチズンミュージアム

シチズンミュージアムでは、木崎信尚様のご解説のもと、シチズン時計 開発部の堀内貞男様、北田菜津子様にご協力をいただきました。大正時代に始まるシチズン時計の歴史から、現在の最先端技術に至るまで、幅広い内容をご紹介いただき、質疑応答も活発に行われました。

後日、堀内様より
「大変学びと刺激を受けた会合となり、感謝申し上げます。『時間』に集う会員の皆さまとの対話を、また楽しみにしております」
とのコメントを頂戴しております。
シチズン時計の皆様に、心より御礼申し上げます。

国立天文台

国立天文台では、まず副センター長 兼 天文保時室長の布施哲治様より、国立天文台の歴史や現在の活動についてお話を伺いました。その後、天文情報センターの内藤誠一郎様にご案内いただき、キャンパス内に残る歴史的な天文観測施設を見学いたしました。普段は一般公開されていない施設にも特別に立ち入らせていただき、非常に貴重で印象深い時間を過ごすことができました。

内藤様からは、
「皆様が、時間をいくらかけても足りないほど熱心に施設をご見学くださり、ありがたい限りです。今回ご紹介できなかった観点からも、国立天文台の活動や現代の宇宙観に関心を持っていただければ幸いです」
とのコメントを頂戴しております。
国立天文台の皆様にも、深く感謝申し上げます。

なお当日は、日本能率協会マネジメントセンター 時間デザイン本部 潮村麻里子様、総務人事本部 長濱智之様にもご参加いただきました。

本研修会の実施にあたり、ご協力いただいたすべての関係者の皆様に、改めて御礼申し上げます。

今後も会員の皆様にとって有意義な企画となるよう努めてまいります。行き先のご推薦や、事務局へのご要望なども、ぜひお寄せください。

日本時間学会 事務局

朝日新聞朝刊オピニオン面「耕論」(2024年12月27日掲載)において、本学会会長の一川誠先生が、「時間が過ぎていくことへの不安や焦り」をテーマに、心理学の立場から解説されています。

記事では、いわゆる「タイムパフォーマンス(タイパ)」を過度に追求する現代的な時間感覚が、必ずしも満足感や幸福感の向上につながらないことが指摘され、自分にとって意味のある時間の使い方とは何かについて、示唆に富む論考が展開されています。

日々「時間」と向き合う私たちにとっても、多くの気づきを与えてくれる内容です。
ぜひご一読ください。

▽朝日新聞「耕論」
タイパ追求で「満足感は下がる」 自分が幸せになる時間の使い方とは
(朝日新聞デジタル/2024年12月27日掲載)
https://www.asahi.com/articles/ASTDT02YSTDTUPQJ005M.html

本学会会長の一川誠先生が、TBSラジオ番組「秘密諜報員みなみかわ」に出演しました。
番組内では、心的時間の特性や、時間との向き合い方について、心理学の観点から分かりやすく解説されています。

現在、放送内容はポッドキャストでお聴きいただけます。
▶︎ ポッドキャストはこちらhttps://podcasts.apple.com/jp/podcast/36-%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%82%92%E6%93%8D%E3%82%8C-%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88-%E4%B8%80%E5%B7%9D%E8%AA%A0-%E6%99%82%E9%96%93%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%80%85-%E5%8D%83%E8%91%89%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%A2%E4%BA%BA%E6%96%87%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%99%A2-%E6%95%99%E6%8E%88/id1805148104?i=1000740035787

番組のウェブサイトもご覧いただけます。
▶︎ 番組ウェブサイト https://www.tbsradio.jp/minamikawa/?x11=_%28radiko-uid%29

ぜひお聴きください。

平素より当学会の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
先般ご案内しました通り、12月8日(月)に本年度の会員研修会を開催いたします。

参加をご希望の方は、学会メールアドレス( mail@timestudies.net )まで「会員研修参加希望」と明記のうえ、11月30日(日)までにお申し込みください。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

■ 開催概要
日 時:2025年12月8日(月)
参加費:無料(※交通費および懇親会費は各自ご負担ください)

【第1部】10:00~
シチズンミュージアム

(東京都西東京市田無町6-1-12 シチズン時計の本社内)
集合場所:シチズン時計本社の正門前
アクセス:西武新宿線「田無駅」より徒歩約8分
●シチズン時計本社 正門前までのアクセスマップをシチズン時計様より頂戴しております。こちらからご確認ください。

〈内容〉
シチズンミュージアムは、シチズン時計株式会社本社敷地内に設けられた、通常は一般非公開の施設です。
当日は高橋館長のご案内のもと、ミュージアム見学を通してシチズンの時計づくりの歴史や先進技術についてご紹介いただきます。

〈シチズン時計について〉
シチズン時計は、大正7年(1918年)に「尚工舎時計研究所」として創業しました。
創業当初から国産ムーブメントの製造と組立技術の確立に注力し、大正13年には懐中時計の国産量産化に成功。
その際、東京市長(当時)後藤新平氏が「市民に愛される時計であれ」との願いを込め、“CITIZEN”と命名し、この名が後に社名として受け継がれました。
現在は、電波時計や光発電時計など、環境性能と高精度を両立する革新的技術で世界をリードしています。
また、独自開発の外装素材「スーパーチタニウム™」は、軽量でありながら高い耐摩耗性と耐食性を備え、宇宙探査機にも採用される信頼性を誇ります。
この技術力が評価され、2019年より民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」(宇宙スタートアップ企業 ispace のプロジェクト)にコーポレートパートナーとして参画。日本発の技術で宇宙開発の未来も支えています。

【第2部】14:30~
国立天文台 三鷹キャンパス

(東京都三鷹市大沢2-21-1)
アクセス:武蔵境駅・調布駅・三鷹駅・武蔵小金井駅などから、バス停「天文台前」下車
アクセス詳細:https://www.nao.ac.jp/about-naoj/organization/facilities/mitaka/access.html
集合場所:正門・守衛所前

〈内容〉
国立天文台は、日本標準時(UTC+9時間)を決定する原子時計を運用しており、その中枢となる天文保時室は岩手県奥州市の水沢キャンパスに設置されています。
三鷹キャンパスでは、かつて標準時観測を行っていた施設や、1921年建設の「第一赤道儀室」(国登録有形文化財)、1924年建設の「ゴーチェ子午環」など貴重な観測施設を見学します。
当日は、副センター長兼天文保時室長の布施哲治様からもお話を伺い、さらに天文情報センターの内藤誠一郎様にキャンパス内をご案内いただく予定です。

【第3部】懇親会 18:00~
イタリアンバルni-na

(東京都武蔵野市境南町3-1-5 アコービルANNEX3 101)
アクセス:JR中央線武蔵境駅nonowa口より徒歩約4分
お店のウェブサイト https://nina-musasisakai.com/

料金:5000円(飲み放題付きのイタリア料理コース)
※お釣りのないようにご用意くださいますと幸いです。
※食材のアレルギーなどございましたら12月3日(水)までにお知らせくださいませ。

【お申し込み方法】
学会メールアドレス宛( mail@timestudies.net )に、下記内容を明記のうえお送りください。

件名:「会員研修参加希望」
本文:①お名前 ②ご所属 ③ご連絡先(メール・電話)

締め切り:11月30日(日)

ご不明点などございましたら、学会事務局までお問い合わせください。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

本学会会長・一川誠先生が執筆された新刊
『ぼくら大切なことに使える時間はもう、あまりないから』
(SBクリエイティブ刊)が、2025年10月2日に出版されました。

先生は本書について、次のように述べられています。

> 「基礎心理学の立場から、時間の知覚認知だけではなく、時間の過ごし方とウェルビーイングとの関係について解説しました。行き過ぎた『タイパ』への警鐘も行っています。」

詳細は出版社のページをご参照ください:
▷ SBクリエイティブ 書籍ページ