日本時間学会ニュース (令和5年度)
日本時間学会会員の皆様には、ますますご清祥のことと存じます。
「観測史上で最も早い記録」に並んだソメイヨシノは早くも「桜若葉」の彩りを見せています。二十四節気は清明。万物が清らかで生き生きと輝く季節を迎えました。
さて、今年度の大会、日本時間学会(JSTS)第15回大会および国際時間学会(ISST)第18回大会も準備が整って参りましたので、ご案内申し上げます。
ご挨拶
山口へようこそ!
国際時間学会の皆様、日本時間学会の皆様、山口へようこそ!大会実行委員長として、心より皆様を山口にお迎えいたします。
1966年に設立された歴史のある国際時間学会(ISST)は、3年ごとに研究大会Triennial Conferenceを開催してきました。その第18回大会が「Time and Measure」と題して、山口大学で開催されることになりました。一方、日本で独自に発展した日本時間学会(JSTS)は、研究大会を毎年開催しています。本年の第15回大会はやはり山口大学で、国際時間学会と連続した日程で開催されることになりました。2つの研究大会にご参加になられる皆様に、また大会開催のためにご尽力された皆様に、心より感謝いたします。
2つの時間学の研究大会が合同で開催されるのは初めてのことです。日本時間学会の大会には国際時間学会からの講演が2件あり、また国際時間学会の大会には日本時間学会パネル(特定セッション)が設定されています。この合同開催が、時間学にとって有意義な交流の機会となり、時間学の発展のきっかけとなることを願っています。
そして、今回は4年ぶりに対面で開催される大会です。本当に久しぶりに、皆様に直接お目にかかれることを楽しみにしています。
日本時間学会第15回大会、国際時間学会第18回大会
実行委員長 藤沢健太
大会参加者の皆様へのご案内
大会スケジュール タイムテーブル確定
◆日本時間学会(JSTS)第15回大会
日時:7月1日(土)~2日(日)
会場:山口大学 吉田キャンパス 大学会館2F会議室
◆国際時間学会(ISST)日本大会
日時:7月2日(日)~7日(金)
会場:山口大学 吉田キャンパス 大学会館ホール
詳細につきましては、3月20日に配信しましたメール「大会案内のご周知のお願い」の通りです。一部を抜粋し、転載いたします。
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日本時間学会での発表には日本時間学会の入会が必要[年会費は¥3,000(一般会員)/¥1,500(学生会員)]ですが、非会員の方も大会参加費¥2,000で日本時間学会の発表を聴講することが出来ます。
日本時間学会での発表、入会に関しては,学会事務局までメールでご連絡ください。
学会メールアドレス mail@timestudies.net
なお、日本時間学会の会員は続いて開催される国際時間学会ISSTの大会にも参加できます。
ただし、国際大会への登録料と参加費の支払いは必要です。
最後行の国際時間学会ISSTのHPより参加登録等の詳細をご覧ください。
今後のスケジュールは以下の通りです。
◆ 3月31日
エントリー締め切り←受付を終了しました。
◆ 4月17日
アブストラクト提出期限(発表を希望される場合、この日までにアブストラクトを提出してください。
学会HPの「発表申込(http://timestudies.net/?page_id=32)」からテンプレートをダウンロード出来ます)
◆ 4月下旬
アクセプト通知
◆ 5月下旬
国際大会への参加につきましては、国際時間学会(ISST)のHPをご参照ください。
◎ISST (International Society for the Study of Time )
http://www.studyoftime.org/
※国際大会への参加登録の締め切りは、4月15日(土)です。ご注意ください。
日程の都合上、今年は情報交換会を行いませんのでご承知ください。
大会の詳細や発表タイムテーブルは決定次第周知致します。
なお、国際時間学会(ISST)大会へご参加登録をお済ませの会員は、
日本時間学会(JSTS)大会の終了後、
7月2日(日)午後より開催されるオープニングレセプションにご参加ください。
なお、会場を山口市野田神社に移して開催されるWelcomeReceptionにご参加するには
別途お申し込み及び参加料が必要です。
大会参加についてご質問がありましたらお気軽に事務局宛ご連絡ください。
学会事務局より
ご存じのように、新型コロナウイルス感染症の世界的流行のため、年次大会はオンライン大会で実施を続け、国際大会は2年間延期してまいりました。このたび世界情勢を鑑み、ISSTとJSTSの合同理事会において協議を重ねたうえ、今夏の国際大会開催がようやく正式決定へと至りました。
時間学の学際的な組織である国際時間学会は、1966年、時間研究に学術的貢献を果たしたハンガリー生まれのアメリカ人作家、ジュリアス・トーマス・フレイザーによって設立されました。1969年より3年に1度、世界各地の時間に関する研究者が参加する国際大会を実施しています。日本での開催は1973年以来となります。
今回の日本での国際大会は、2019年のISSTロサンゼルス大会において日本チームがプレゼンを行い、多くの競合の中から正式に勝ち取ったものです。ぜひお一人でも多くの会員の皆さまにお越しいただけますと幸甚です。
国際時間学会ISSTロサンゼルス大会参加報告(2019年)
http://timestudies.net/?p=353
ISST国際大会 過去の開催実績
第1回 ドイツ(オーバーヴォルファッハ数学研究所)1969年8月31日~9月6日
第2回 日本(山中湖)1973年7月3日~8日
第3回 オーストリア(アルプバッハ)1976年7月1日~10日
第4回 オーストリア(アルプバッハ)1979年7月1日~10日
第5回 イタリア(モンテ・サン・サヴィーノ)1983年7月3日~9日
第6回 イングランド(ダーティントン ホール カレッジ)1986年7月4~11日
第7回 アメリカ合衆国(グレイシャー パーク ロッジ)1989年7月9日~15日
第8回 フランス(スリジー=ラ=サル国際文化センター)1992年7月3日~9日
第9回 カナダ(ケベック州サンタデル)1995年7月2日~8日
第10回 ドイツ(バイエルン州)1998年7月5日~11日
第11回 イタリア(モンテ・サン・サヴィーノ)2001年7月1日~7日
第12回 イギリス(ケンブリッジ大学クレア・カレッジ)2004年7月25日~31日
第13回 アメリカ合衆国(カリフォルニア州アジロマ カンファレンス センター)2007年7月28日~8月3日
第14回 コスタリカ(モンテベルデ)2010年7月25日~31日
第15回 ギリシャ(クレタ島)2013年6月30日~7月6日
第16回 スコットランド(エディンバラ大学)2016年6月26日~7月2日
第17回 アメリカ合衆国(カリフォルニア州ロヨラ・メリーマウント大学)2019年6月23日~29日
名誉会員の決定について
これまで日本時間学会の活動推進に多大なる貢献をされました井上愼一先生、織田一朗先生が新たな名誉会員として推挙され、2022年6月3日オンライン理事会で協議された結果、正式に名誉会員として承認されました。
井上愼一先生プロフィール
1945年生まれ。東京大学大学院理学研究科理論物理専攻終了後、三菱化学生命科学研究所、ノースウェスタン大学客員教授を経て山口大学理学部教授に就任。初代山口大学時間学研究所所長に就任後は「時間学研究」の発展に寄与され、日本時間学会の設立に多大に貢献された。
織田一朗先生プロフィール
1947年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業、服部時計店(現セイコー)に入社。東京、名古屋市の営業所で時計営業に従事。1983 年広報室勤務。販売企画、宣伝を担当しているうちに『時』の世界の不思議さと面白さに開眼し、PR誌「時への旅立ち」を創刊。秘書室、総務部勤務を経て1997年に独立、「時の研究家」としてメディアへの露出や著書多数。日本時間学会理事在籍中は、企業会員の創設に尽力された。山口大学時間研究所客員教授。

